
農家さんが育てたお米を、そのままパンに。
もりが目指すもの

米粉を使って、パンを焼いていました。
けれど、焼けば焼くほど、心にある想いがあります。
「もっと、おいしくできるんじゃないか」
「まだ、できることがあるんじゃないか」
いろいろな米粉を試し、水分量を変え、焼き方を変え、それでも「これだ」と思えず、試行錯誤を続けていました。
そんなある日、お米を育てている農家さんと出会います。
お米の話を聞き、手に取り、食べてみて、ふと、思いました。
――このお米を、そのままパンにできないだろうか。
米粉ではなく、お米そのものからパンを作る。
でも、餅のようになったり、外郎のようになったり、「これってパンじゃないよね・・・」と苦戦続き。
それでも、食べて、考えて、作って、焼いてと、お米のおいしさを信じて、何度も作ってみました。
そうやって、少しずつ、「パン」が出来上がってきたのです。
お米のパンです。
「もちもちで、おいしいね」
お客様からそう声をかけていただくと飛び上がるほどうれしくて!
もりのパンは、日本人の主食であるお米を、おいしく毎日食べたくなるパンにすることに、こだわって作っています。
このパンに出会いにぜひいらしてください!


焼きたてパンで毎日笑顔に
私が初めて米粉のパンを焼いたのは、今から20年以上前のことです。
たくさんのアレルギーを持っていた娘に、「安心して食べられて、ちゃんとおいしいパンを作りたい」そう思ったのがきっかけでした。
当時は、今のようにおいしいグルテンフリーのパンはあまりなく、パン用の米粉も、参考になるレシピもありませんでした。
それでも、そんな手作りのパンを、娘がうれしそうに食べてくれたこと、その笑顔が、私をパン作りへと導いていったのです。
いつしかその「おいしいね」は、家族だけでなく、お店に来てくださるたくさんの方の言葉に変わりました。
おいしいパンを作りたい。
その気持ちは、20年前から今まで、少しも変わっていません。
これからも、「また食べたい」と思ってもらえるパンを、心を込めて焼き続けていきます。
